「羽目板の施工をお客様に実際に見て触っていただきたい」という想いを込めて
梅江製材所にショールームを作りました。
ショールームは羽目板と漆喰(しっくい)でできています。
床、天井、腰板、の羽目板施工や温もりを感じる漆喰の壁をぜひご覧下さい。
目次
(1)自然の材質の建物を~漆喰と木材の相性~
木(羽目板)と土(漆喰)の自然の材質でショールームをつくりました。コンクリートとアスファルトばかりの建物もありますが、おすすめしたいのは木材と漆喰(しっくい)の組み合わせです。(写真①)
漆喰は私の同級生の原田進さんにお願いしました。原田さんは漆喰の専門家で、ドイツ・アーヘン工科大学のサマーセミナーも務めています。漆喰の土壁は杉の木の3倍の調湿機能があります。原田さんは丸みをつかった土壁を作り、洋風のテイストを出しています。天井の端にも丸みがついており洋風のカフェのような雰囲気です。(写真②)
花瓶や小物が置けるスペースもあり、こちらも丸みをつけ、柔らかみと温もりが感じられます。(写真③、④)
(2)天井、腰壁、フローリング
ショールームの外壁にも羽目板を使用しています。(写真⑤)天井のデザインは漆喰で塗り、桁(木材)を露出させて古民家風に仕上げました。(写真⑥)お客様が羽目板の貼り方をイメージしやすいように、腰壁には横貼りと縦貼りをご用意しました。(写真⑦)横貼りは洋風に、縦貼りは和風のイメージになります。縦貼りには、丸太の根っこ部分の「もり」部分の羽目板を使って、模様が出るようにしました。木の模様は人間の指紋と同じひとつひとつに個性があります。フローリングは4枚の刃を使い、超高速で綺麗に削り上げるモルダーで仕上げています。(写真⑧)実際に歩いていただくとフローリングの心地良さが分かります。
ショールームは羽目板のよさをたくさんのみなさんに知っていただくために作りました。
実際に施工されたものを見るのが一番わかりやすいです。
ぜひ一度、ショールームに見学に来て下さい。
羽目板や木材について、お話しさせていただきます。