]現在、世界で最も綺麗な木と言われているのが、日本の樹木です。
それは、日本の気候・風土に関係しています。
日本は世界一四季がはっきりしている国と言われています。
勢いよく生長する春~夏につくられた年輪は色が薄く、
成長の遅い秋~冬につくられた年輪は密で色が濃く、
見るからに違いがわかります。
日本の樹木の年輪がとても綺麗なのはメリハリのある日本特有の気候
によるものなのです。
四季のない熱帯林などでは、年輪がみられない樹木もたくさんあるんですよ。
木は製品になってからも呼吸し続けます。
湿度を吸ったり吐いたりしています。この事を調湿性と言いますが、
調湿性を持った建材は現在の科学、テクノロジーでも、絶
対真似できない要因なのです。
木は人が住む上で一番上質の条件を満たした材料=【建材】と言うわけですね。
休むと言う字は人と、木と書きますね。
この事から人と木は日本古来から密接な関係だった事が分かるような気がします。
それに木は一本一本の年輪が同じ物は有りません。これは、人間の手の指紋と同じです。
この事からも木にも命がある事がうかがえます。
柔らかくてここち良く、暖かく涼しい木の特性を持った建材が、日本の杉・桧と言うわ
けですね。