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梅さんブログ

バリアフリーのトイレ施工例

床板はうづくり仕上げ

 

私(梅江)の母が股関節の病気のため、トイレが使いやすいように自宅の和式トイレをバリアフリーの洋式トイレに改装することになりました。土間だった場所を改装し、床・壁・天井に杉板を施工しました。
床板はうづくり仕上げのものを使用しました。うづくりとは木材の表面を何度もこすり 木目に凹凸を付け年輪を浮かび上がらせる仕上げ方法です。うづくりの床は、踏み心地がが良く、凹凸がすべり止めにもなるので、歩きやすくなっています。

壁・天井の羽目板施工

腰壁には、115ミリ幅節あり羽目板を使用しました。腰壁の羽目板を横向きに設置することで、洋風の雰囲気になります。男性用便器とのついたても腰壁用の羽目板で作りました。
天井には幅が狭い板の73ミリ幅無節羽目板を使いました。天井の羽目板施工のポイントは、天井を水平に保つことです。重力でバランスが崩れがちになるので、水平に保って施工してみてください。床の施工同様に、天井も全体の三分の二くらいまで羽目板を貼ったら、残りの距離を左右測ってみてください。大抵の場合、数センチの誤差が出ますので、その後は、少しずつ調整しながら貼ってください。

水周りのポイント

板が水分を吸収するため、水分がたまりやすいトイレの便器周辺は、板を使わずに水まわりを清潔に保つようにしました。
施工完了し、母はとても快適になったと喜んでいました。みなさんもぜひトイレの改装の際には、羽目板施工をお試し下さい。