前回の続編です。
木材の人口乾燥は、厚みと幅、長さ等のサイズ別にスケジュールを組んで乾燥させます。
これは、乾燥機のメーカー、林業試験場などが開発したもので、
木材を乾燥させる為の予定表です。
つまり、タイムスケジュール
下の写真が弊社が行っているスケジュールです。
低温・中温(60度以下)でゆっくり乾燥させます。
天然乾燥に限りなく近くする為です。
十数種類のステップで5日間、、内部温度と湿度と空気の別々の温度、温水の温度などを
数時間おきに変えながら乾燥して行きます。(全てコンピュータ制御)
5日目には、色艶等も天然乾燥とほぼ変わらない、いや、むしろ天然乾燥よりも良い上質の木材が出来あがります。
これは現在の住まいに適したと付け加えておきます。
上の画像は桧フローリングを削る前の段階で、含水率を測定しているところです。
9.5%でした、少し乾燥しすぎでした。
現代の乾燥技術には私自身、本当に驚いています。
この続きは月刊梅江製材所でも詳しく解説します。
マルウメ
乾燥機の導入③
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