
木について知ろうの記事
羽目板をご購入くださったお客様からお問い合わせが届きました。
外壁に施工するために杉の羽目板、あいじゃくり加工をご注文いただいたのですが、
横張りしても良いですか?というお問い合わせです。
外壁に張る場合、雨水等で濡れることを考慮して、あいじゃくり加工の板を縦に張ることをオススメしています。
(外壁へ施工する場合は必ず防腐効果のある塗装を施して下さい。)

横張りでも良いのですが、横張の場合どうしても板と板の継ぎ目に水が溜まりやすいです。



その場合は鎧張り(よろいばり)という張り方で横張りしてみてはいかがでしょう。
通常、鎧張りは羽目板ではなくサネのない平板で張りますが、
もし、あいじゃくり板で鎧張りにしたくなったら…

↑画像のように、板を上から少しかぶせて張ると鎧張りになります。
いかがでしょうか?
タグ: DIY, 国産木材, 壁材, 自然素材, 鎧壁
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こんにちは。
今日は梅雨の中休みでいいお天気です。
原木を仕入れに木材市場へ行ってきました。
〜今日の市の風景〜


ウッドショック、ウクライナショックの影響で
依然として木材の価格は高騰しております。
いつまでこの状況が続くのでしょうか。
弊社、ネットショップでも今月より値上げをさせていただいております。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
タグ: ウクライナショック, ウッドショック, 原木, 日田杉, 木材不足, 木材市場, 杉
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先日から新しい試みとして、
YouTuberへの資材提供を行うために、希望者を募集しておりましたが
第一弾となる提供先のYouTuberさんが決定しました。
同じ九州在住で、主にDIYと保護猫活動について発信されているチャンネル
『100yen DIY LIFE』の100yenさんです!
https://www.youtube.com/channel/UCLEB5oawCit037F-IZjyyRQ

材料を取りに来てくださいました。
とても感じの良い好青年で、朝10時から午後2時頃まで、工場の撮影や取材をしてくださいました。



早速、工場見学の動画がアップされました。
前編・後編の2本立て!
工場内の作業風景がとてもかっこよく撮影、編集されています。
さらに、その動画を見た視聴者さんたちからの温かいコメントに感動して泣きそうです…
提供させていただいた杉フローリングは、
保護猫活動をするためにリノベーションしている一軒家の床に施工される予定です。
楽しみです!

『100yen DIY LIFE』チャンネル登録よろしくおねがいします。
タグ: DIY, YouTube, ユーチューバー, 保護猫, 猫, 資材提供
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こんにちは、今晩は!
いつもブログを読んで頂き有難うございます。
先日、桧(ヒノキ)の羽目板をご注文くださったお客様からお問合せをいただきました。
ヒノキの色合いに関することなのですが
届いたヒノキは赤身が多かったとのご指摘をいただきました。
これは好みの問題で個人差があるとは思うのですが
今回のご指摘で、やはりヒノキの材料は白っぽい色合いで統一されている方が綺麗だ
と好まれる方が多いのかなと感じました。
確かに白っぽいヒノキの中に赤みがかった色合いが混入すると、
ミニマムなデザインのインテリアを好む方にとってはデザインの妨げと感じるのかもしれませんね。

ヒノキ 一番左の板は赤と白がはっきりと分かれています

右端の板は赤と白が混在しているタイプ。濃淡のコントラストがあまりない
ヒノキの赤身も杉の赤身も様々な色合いがあります。
杉の赤身の素晴らしさについては以前もお伝えしましたが
>>過去の特集ページより「百年持つ、杉の赤身の魅力」
桧の赤身も杉同様に耐久性に優れたすばらしい材料です。
もし、デザイン的に赤い部分がどうしても気になる…と思われる方には
ヒノキではなく、杉の純白の方をおすすめします。
>>過去の特集ページより「知られざる、杉の白身の魅力」

杉の純白羽目板(天井)

杉の純白フローリング
杉の純白の光沢、色、艶は本当に、とても美しいです。
人それぞれ、価値観は違うとは思いますが
チョットだけ桧、杉の良さについて考えてみてください。
赤身は欠点ではなく、むしろ素晴らしい材料なのです。
桧の赤身はどちらかと言うとピンク系で、中にはオレンジっぽい物もありますが
原木の丸太で見るとこんな感じ

ちなみに下の写真は杉です。

比べてみるとはっきりわかりますが、ヒノキの場合は淡いピンクなのであまり色の違いが分かりません。
杉、ヒノキどちらも、それぞれの魅力があってとても綺麗なものです。
木は年数を重ねると、赤身の部分は辺材(白)から心材に変わっていきます、
白から、赤身の変わるのは、老朽菌や虫害に耐える為に、木が自分の身を守る為、頑張った結果、赤身となります。
なので、大変耐久性があり、水にも強い材料となるのです。
何度も繰り返しますが、赤身は欠点ではなく木のすばらしい長所なのです。
それから、もう一つ付け加えると
板を貼った直後は、白い部分赤い部分のコントラストが少しきつく感じるかもしれません。
が、天然の木は月日を追うごとに色合いが変化して行き、赤と白の濃淡は
だんだんと薄くなります。
弊社ショールームに貼っている杉の羽目板も完成当初は赤と白のコントラストがはっきりしていましたが
現在ではどこが赤でどこが白なのかほとんどわからないくらいです。
以上、材料選びで悩まれている方の参考になればと思います。
〜追記(2022年1月21日)〜
このブログをご覧になったお客様が写真を送ってくださいました。
ヒノキの床材を施工した直後と2年以上経った画像です。

施工した直後。(2019年7月)赤身と白味の差がわかります

現在(2022年1月)赤と白の差はほとんどわかりません。
とてもわかりやすいですね。
木材の経年変化で赤身と白身の色合いが揃って
色の差はほとんど感じられません。
わざわざ送ってくださって本当にありがとうございました。
また、別の方からFacebookのコメント欄にすばらしい
メッセージが届きました。
『無垢材の美しさは出来たてがピークじゃなくて、5年10年と時間をかけて作られるんです』
本当にその通りだと思います!
今後木材の素晴らしさを伝える時には、この素晴らしい言葉をお借りしたいです。
ありがとうございました。
タグ: ヒノキ, 九州産ヒノキ, 桧の耐久性, 桧の赤身, 桧羽目板, 檜羽目板, 無垢板
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昨年、DIY情報誌でおなじみのドゥーパ!さんへ
サウナ小屋の内装材として杉の羽目板を提供させていただいたのですが
案の定、半年経って杉が反ってきたようです。
(サウナで使用する場合は反りやすいということは了承済です)
今回はその反った羽目板を補修する方法をYou Tubeで公開していますので
ご紹介します。
さすがプロの大工さんは丁寧で仕上げがきれいですね!
サウナの内装に杉板を貼ろうと考えている方、もう既に貼っている方、
サウナじゃないけど反ってしまった方、
ぜひ御覧ください。

▼作り方の動画はこちら
タグ: DIY, サウナ小屋, ドゥーパ!, 自作サウナ
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皆様明けましておめでとうございます。
本年もマルウメを何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様お正月はゆっくり過ごせましたでしょうか。
コロナは落ち着いてきたかと思ったら、また感染者数が増え始めて新たな変異株も出ましたね。
平穏無事な世の中はいつ戻るのでしょう
早く終息していい年になってほしいものです。
弊社の神棚です。お正月のお飾りをして商売繁盛を祈願致しました。

マルウメの神棚
弊社も1/6から通常営業に戻ります。
本年も、お客様皆様の為に頑張ってサービスに尽くします、
よろしくお願いします。
1/3に初詣に出かけました。
ここは九州三大稲荷の一つで萩尾稲荷神社です。

九州三大稲荷萩尾稲荷神社

萩尾稲荷神社

九州三大稲荷
6体のお地蔵さまもコロナ禍でマスク着用しています。
タグ: 2022年, お稲荷さん, 九州三大稲荷, 初詣, 萩尾稲荷神社
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こんにちは、こんばんは!
いつもブログを読んで頂き有難うございます。
今年も、もう12月半ばを過ぎましたね。
日田市の今日の最低気温は氷点下、
本格的な冬に突入しました。大変寒いです。
日田市は盆地だからでしょうか?夏は蒸し暑く、冬はめっちゃ寒いという過酷な気候です。
隣の福岡県うきは市と比べると1度~3度ぐらいの差があります。
これから本格的な冬になると、さらに冷え込みが厳しくなります。
今朝は、うっすら雪の朝となりました。


マルウメ梅江製材所2021冬
乾燥機が大活躍です。

マルウメ梅江製材所の冬
こんな寒い日が続くとどうしても木は乾燥しません。
お客様には、待っていただくしかないのですが、
業者様は工期が決まっているため納期に間に合わないことは許されないことです。
なので、やはり乾燥機で天然乾燥と同じ条件を作ります。
乾燥機の温度は真夏の温度、40~50度前後の低い温度で乾燥します。
ほぼ、天然乾燥に近い温度で、丁寧に乾燥しています。
色つやも自然乾燥と、あまり変わりません。

マルウメ梅江製材所2021年12月
2台の乾燥機はフル稼働で今シーズンも寒い冬を乗り切ります。
今年も昨年から引き続きコロナ禍でしたが、みなさまはどんな1年だったでしょうか?
弊社にとって、この一年は、ウッドショックで木材が高騰しましたので
商品の値上げを余儀なくされる状況となり、お客様に対しては申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ここに来てだいぶ落ち着いた感じはありますが、来年度もどうなるかは今のところ分かりません。
来年もこれまで同様、社員一同気を引き締めて頑張ります。
タグ: 2021年冬, 九州産杉, 九州産杉板, 大分県日田市, 年の瀬, 杉, 杉の乾燥, 杉板
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こんにちは、こんばんは!
いつもブログを読んで頂き有難うございます。
今日は弊社の羽目板製造作業の一部をご紹介します。
台車と呼ばれる機械と帯鋸で丸太を挽く作業は難しく、長年経験を積んだ熟練の職工(職人)さんしか上手く挽けません。
その後の、工程で、「背板」と呼ばれる、羽目板の原板となる耳寄作業風景を動画にしましたのでご覧ください。
タグ: 九州の木材, 木の事を知る, 木の家情報, 製材所, 製材所の作業
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こんにちは、こんばんは、いつもブログを読んで頂き有難うございます。 さて、今日は大川市にある、ウッドサークルへ。 熊本の業者朋和様からご注文いただいた弊社の材料をFFC加工すると言う事で、搬入に行ってきました。 ついでにチョット工場を見学させて頂きましたのでご紹介します。
この日は土曜日で、社長さんもお休みモードでしたが、いろいろとお話を伺いました。
ここウッドサークルでは、「免疫住宅」を作るために材料にFFCという加工を施しています。
「免疫住宅」とは何でしょうか? 免疫住宅とは、シックハウス症候群や、花粉症・アトピー性皮膚炎・ぜんそくなどを引き起こす原因のひとつである 化学物質やアレルギーに汚染されていない住宅のことです。
水溶性二量体鉄塩(FFCテクノロジー)を活用して、住宅で使用する木材・建材・クロス等の素材に含まれる水分(結合水)に、水溶性の鉄(Fe2・Fe3)とミネラルを含浸させる免疫加工を施します。 FFC加工を施すことで有害化学物質を分解除去しカビや感染菌などの病原性微生物の繁殖を抑制する材料となります。
免疫住宅とは、FFCテクノロジーを応用し、住宅で使用する木材・建材・クロス等の素材に含まれる水分(結合水)に、水溶性の鉄(Fe2・Fe3)とミネラルを含浸させる免疫加工を施した住宅のことです。 現代の木材は酸性雨や大気汚染の影響を受け、木材そのものの機能が低下し、健康な素材とは言い切れなくなっています。 また建材・クロスを始め漆喰や珪藻土なども、化学薬品を使用して商品化されています。そのような化学物質にFFCテクノロジーの技術を活用することで、化学物質の害を最小限に抑える事ができるようになりました私たちは、この技術を住宅に導入しているのです。 ※FFCテクノロジーは、ハーバード大学や国内の大学などによって研究がなされ、その効果が証明されています。 ※FFCは赤塚グループの登録商標です。 (株式会社ウッドサークル ホームページより引用)
例えば、1400年前に建築された法隆寺が現在も健在なのは、当時の環境と現代の環境が違い過ぎるからだと言われています。 酸性雨、気候変動、いろいろな環境条件があって木材は年数を数え、成長します。 その木材を当時に近い免疫力に戻してあげる事、木材がもともと持っている力を引き出してあげる事をこのウッドサークルでの取り組みだそうです。素晴らしいですね。 FFCテクノロジーとは、もともと農業で使われていた技術で、その技術を住宅建材にも利用しているとのことです。
今回の訪問で私もとても勉強になりました。 ウッドサークル様ありがとうございました。
タグ: 九州の木材, 健康住宅, 免疫住宅, 免疫力, 内装用建材
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こんにちは、こんばんは
いつも、ブログを読んで頂き有難うございます。
本日、新しく節埋め加工機を導入しました。
ドイツから運ばれてきたこの機械は、アイエンと言うメーカーで、
穴あけでは世界一の機械だと言われているそうです。

節埋め加工機

設置して頂いた業者は村上機械大川市の老舗の木工機械屋さんです。


朝早くから午後2時ごろまで設置作業が掛かりましたが、、
全て完了しました。
節埋め加工は非常に手間のかかる作業で、これだけは1枚一枚、人間の目で見ての穴あけ作業になります。
どうしてもスピーディーに出来ないこの作業は、
2台の穴あけ機を導入したことで、かなり緩和されると思います。
https://www.umee-seizaisho.com/special38.html
タグ: 死節, 死節再生, 節あり羽目板, 節埋め, 節埋め加工
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