今回ちょっと変わった施工例です。
地元、日田市内のお寺の納骨堂に
うづくりの杉フローリング、壁には杉羽目板を使用していただきました。
設計は弊社スタッフSのお母さん。女性1級建築士です。
うづくりのフローリングにグレー色の塗装を施し、浮き上がった木目が個性的な表情に仕上がっています。
歩くと靴下の上からも感じるうづくりの凹凸が気持ち良い床です。
納骨堂入り口、周囲の壁には、杉羽目板を使用。
扉は吉野杉を使用。建具職人さんによるモダンで重厚な扉と、素朴な表情の杉。
ミスマッチかと思える組み合わせが、逆に新鮮でした。
納骨堂内部の壁は弊社のショールームと同じく
左官職人、原田左研さんによる土漆喰の壁です。
以前ブログにも書きましたが、土漆喰も杉材も吸放湿作用に優れています。
骨壷内に生じやすい結露を防ぐ事が出来るそうです。
大切なお骨の保管に最適な天然素材ですね。
納骨堂と聞くと、なんとなく冷たくてちょっと怖いような…
ご先祖様が眠る、少し緊張する場所?
そんなイメージがあるかもしれませんが
この納骨堂は
杉の木目や土壁、自然素材に囲まれているせいか、
なんだかとっても居心地がよくて
こんな部屋に住んでみたい(骨になってからしか住めませんが…)
そんな納骨堂でした。
協力原田左研
床は杉無節フローリングうづくりを使用。
壁には杉無節羽目板を使用しました。
ご紹介します。
詳細写真はFBページのアルバムからご覧ください。