この丸太は日田市の大鶴の奥鰐という地区の山で育った木です。
年輪の間隔がほぼ一緒で非常に通直・完満・真円(幹が真っ直ぐで、よく太り、年輪が真ん丸なこと)
しかも無節が多く、節があっても小さい節ばかり、死節がすくない。
滅多にこんな木には巡り合えません。
山主は去年の北部九州豪雨で犠牲になった方でした、、
とても山好きで、素材を営んでいる方でした。
山自体の手入れがよくしかも、枝打ち済みの丸太でした。
犠牲になった山主のためにも
この木を立派な床板にして世に出すのが我々の使命だと考えます。
この丸太から取れた板です。
これからこの板を、じっくり乾燥します。
出来上がった板はうづくり仕上げを施す予定です。