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梅江製材所通信

バリアフリーのトイレ施工例

私の自宅のトイレを和式トイレから洋式トイレに改装いたしました。

弊社の羽目板とフローリングを使い施工いたしましたので、皆さんが施工を行う際にご参考下さい。

 

(1)床板はうづくり仕上げ

私の母が股関節の病気のため、トイレが使いやすいように自宅の和式トイレをバリアフリーの洋式トイレに改装することになりました。土間だった場所を改装し、床・壁・天井に杉板を施工しました。

床板はうづくり仕上げのものを使用しました。うづくりとは木材の表面を何度もこすり 木目に凹凸を付け年輪を浮かび上がらせる仕上げ方法です。うづくりの床は、踏み心地がが良く、凹凸がすべり止めにもなるので、歩きやすくなっています。使った商品は「杉節あり フローリング うづくり 床板 エンドマッチ」です。

(2)壁・天井の羽目板施工

腰壁には、115ミリ幅節あり羽目板を使用しました。腰壁の羽目板を横向きに設置することで、洋風の雰囲気になります。男性用便器とのついたても腰壁用の羽目板で作りました。

天井には幅が狭い板の73ミリ幅無節羽目板を使いました。

天井の羽目板施工のポイントは、天井を水平に保つことです。重力でバランスが崩れがちになるので、水平に保って施工してみてください。床の施工同様に、天井も全体の三分の二くらいまで羽目板を貼ったら、残りの距離を左右測ってみてください。

大抵の場合、数センチの誤差が出ますので、その後は、少しずつ調整しながら貼ってください。

(3)水周りのポイント

板が水分を吸収するため、水分がたまりやすいトイレの便器周辺は、板を使わずに水まわりを清潔に保つようにしました。
施工完了し、母はとても快適になったと喜んでいました。

 

みなさんもぜひトイレの改装の際には、羽目板施工をお試し下さい。

 

監修者紹介

九州 大分県日田市にある梅江製材所の代表、梅江康弘です。
創業50年、木の魅力を探求し続けてまいりました。
厳選した木材のみを製材し、良質で綺麗な羽目板をお客様に自信を持ってお届けしています。

監修者:梅江康弘

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