前回の続きです、 漆喰の原料を紹介します。 専門的ではありますが、下記の3種の用途はカッコ書きしています。 前回漆喰の原料は石灰と申し上げましたが、一部ではまだ昔ながらの 貝灰漆喰(貝殻の灰。貝殻のを燃やしたもの)を使っている職人もいます。 ここでは、石灰と貝がらを焼いた物を紹介します。 1:石灰、主原料(貝灰)貝柄を焼いた物を使う場合があります。 2:糊、海苔・わかめ(作業性を良くし、乾燥をゆっくりにする) 3:麻(割れを防止する為の物) 上記3種が漆喰の原料となります。 さて、本論ですが、 漆喰は塗った厚みが杉と同じであれば調湿作用は杉のほぼ3倍あるとされています。 杉は調湿作用とあわせて、更に断熱効果もあります。 漆喰と杉を組み合わせる事によって、日本独特の風土にあった、 究極とでも申しましょうか、、素晴らしい快適な住空間が満たされるはずです。 漆喰壁と腰板、杉無節羽目板の施工例 漆喰、珪藻土のお話もまだ続編があります。 少しずつご紹介しましょう。 羽目板屋どっとこむ 資料提供協力者:原田左研、原田進
漆喰(しっくい)の壁②
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