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品質向上

うづくりマシーン

うづくりは通常のフローリング材とは違い、その独特の形状から、下記のような効果があります。

  • 木の表面積アップで木の香りが向上します。
  • 凹凸があるため足ツボ効果があります。偏平足解消にも効果的です。また足の接地面が少なくなり素足で歩くとサラサラです♪
  • 表面積のアップで調湿効果が向上。夏は涼しく冬は温かく感じます。
  • 通常のフローリング材に比べ乱反射で光が柔らかくなるため眼精疲労の軽減になります。
  • 凹凸効果で固い部分が表面に出るため杉材でも傷つきにくくなります。

こちらが設置したうづくりの機械の様子です。これまでの機械に比べて5~6倍大きくなりました。
以前広島までうづくりの機械を見にいったことがキッカケにはなりますが、仕上がりの良さに惚れ込み、このクオリティのものをお客様に提供したいとの思いで今回の導入に繋がりました。

また、これまでは1枚ずつしか板を入れることができませんでしたが、新しい浮造りマシーンでは最大4枚まで一度にうづくり加工をかけることが可能となりました。

作業効率アップに加え、これまでできなかった部材への浮造りの対応も可能となっています。
今後の新しい商品開発にもチャレンジしていきたいと思います。

左側から右側にかけて大中小の目の細やかさが違うブラシが5つ設置できるようになっています。
材厚を設定し、ブラシごとで回転スピードを調整していきます。
このバランスは材の状態などにより都度調整をしていますが、ブラシ毎に細かい調整できる機能がついたためより品質の高い材をつくることができるようになりました。

以前のうづくりマシーンと
新しいうづくりマシーンの違い

うづくりはサラッとした足触りや適度な凹凸が心地よいとのお声をいただいており、これまでのうづくりもお客様からは非常にご好評をいただいておりました。

今回新しいマシーンを導入したことで以前のうづくりマシーンで制作した床材と新しいマシーンで削った床材を拡大して撮影したところ意外な事実が分かりました。

左側がこれまでのもの、右側が新しいものになります。

みてもわかるように、ブラシの跡がなくなり、あからさまに滑らかさが向上しています。
また滑らかさに加え、きめ細やかさが向上したため見た目も美しく、非常に高級感がでる作りになりました。

ブラシの拡大写真です。こちらが高速で回転して溝を掘っていきます。

見た目にも凹凸があるため、お客様から「ひざまずいたら痛そう」だとか「跡が付きそう」なんていうお言葉を頂くことがあります。
これまで数多くのうづくりの板の販売の実績がありますので、都度お声をいただき深さの調整などを行ってきました。
また地元の工務店などとも協力し、住宅材としての利用の場合の彫りの深さなど、ご意見をいただきながら調整しています。
ご希望の場合は通常よりも浅く彫り、凹凸を少なくすることも可能ですので、その場合はご購入前にご相談ください。

節埋め加工について

節埋め加工とは

死節・抜け節となった節に専用機械で穴を掘り、桧の節を埋め木して生節として再生する加工のことです。

節埋め加工の工程

節の中には、腐れや硬化で、ひび割れてたりし、抜け落ちるそうにになっているような節が度々あります。そのような節をまとめて死節と呼んでいます。

それでは、節埋め加工の工程をご紹介します。

(1)死節・抜け節の確認

この写真は埋め木する前にまず穴を掘った写真です。

(2)埋め木を入れる

この写真は、桧の節で埋め木処理加工を施した物です。

(3)モルダー掛け

更にモルダー掛け(プレナー加工)を行います。

(4)完成

埋め木の完了です。