超仕上げ
超仕上げについて
当店で販売している羽目板は、カンナでの超仕上げ加工を施しています。
超仕上げ加工の一手間を加えた羽目板は、表面の輝き・光沢感がまったく違います。
表面をよく切れる刃物でスパッと切っているため、表面の手触りはツルツルしており、まるで塗装したかのようなツヤ(光沢感)を長期間保持することができます。
まるで塗装を施したかのような”光沢感”
ツルツルでなめらかな心地良い”手触り”
マルウメの超仕上げ加工
梅江製材所の「超仕上げ」は、機械が発達する前は大工さんが現場でカンナで行っていましたが、現在は加工機械を使用して仕上げています。
機会で削るといっても刃の調整は職人自らおこない、研いだ刃を自分の指の感覚を頼りに高さを調整していきます。わずかな高さを調整する職人技だからこそできる仕事で、一本一本丁寧に仕上げていきます。
モルダー仕上げは少し横に線が入っているのに対し、超仕上げは滑らかです。
超仕上げの加工機械
超仕上げにこだわり続けてきた理由
一般的な仕上げ方法は表面をペーパーで研磨する「ペーパー仕上げ」加工ですが、当店ではカンナでの「超仕上げ」加工を施しています。
杉には、空気中の水分を吸収・放出し、室内の空気を浄化してくれる働きをがありますが、ペーパーで研磨したり、ウレタン塗装などを施すと、水の通り道である木の大切な導管がつぶれて呼吸もできなくなり、せっかくの杉の調湿効果を発揮できません。
「超仕上げ」では木の表面をカンナで薄~く削るため、大切な導管も塞がらず、本来、木の持つ呼吸機能、調湿機能を生かしたまま美しい光沢となめらかな手触りの表面に仕上げることができます。表面は光り輝くため塗装もいらず、そのまま利用していただけます。
とても希少価値の高い羽目板
やわらかい杉材にカンナをかけるのは非常に難しく、熟練の技が必要となりますので、超仕上げの羽目板はとても稀少価値の高い羽目板です。
当社の商品では、節ありの木材に関してはモルダー仕上げとなっていますが、床材や、無節の木材に関しましては出荷前に超仕上げをして、お客様にお届けしています。