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羽目板へのこだわり

羽目板って何?

「羽目板」ということば、プロの方はご存知かと思いますが
初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
羽目板とは、建築用語で、壁や天井に張るための板のことで、パネル式に連続して張ることが出来ます。
読み方は「はめいた」と読みます。パネリングと呼ばれることもあります。
材質や加工など様々な羽目板がありますが
マルウメの羽目板は

写真のように無垢材の板の両サイドを写真のような凹凸の刻みをつけていますので
どんどんつなぎ合わせることで広い壁や床、天井に
手軽に組み上げていくことが出来ます。

例えば、クロスの壁を木の壁にしたいな~と思ったら、下地に釘を打つ場所さえあれば
上から羽目板を重ねて、手軽に無垢の木の壁や、腰板、腰壁を作ることが出来ます。

新築はもちろんリフォーム、リノベーションにもぴったりで
プロの大工さん、DIY愛好家の方々にも人気の商品です。

マルウメの羽目板加工

アイジャクリ加工

初心者でも簡単に施工ができ、外壁の施工などに最適

  • 一番施工方法が簡単な加工形状
  • 施工後は表面がフラットになるため水が流れやすく(繋ぎ目にたまりにくく)
    外壁利用に特に適しています。
  • もちろん壁や天井にも使えます。
  • 但し、釘の頭が丸見えの状態になるので、見た目は他の加工方法より悪くなります。(釘を打つ際は打つ位置を木に下書きをして位置を決めてから打つと、 きれいな見た目になります)

本実目透し加工(ホンザネメスカシ)

床以外の部位に最適

  • 床以外の部位に最適な一番オススメな加工形状。
  • 隠し釘をうつタイプのため、施工後は釘の頭が見えることはなく、
    非常に見た目がきれいな出来上がりになります。
  • も施工後1センチ位の幅の溝が入ります

※アイジャクリ加工よりも少し難易度が高いですが、
エア釘打ち機を利用するとうまく施工できます。

本実突付け加工(ホンザネツキツケ)

壁や床に利用でき、且つ施工が簡単

  • 羽目板と羽目板の間に隙間のない加工形状です。
  • 隠し釘を打つタイプなので、施工後は釘の頭が見えることはなく、非常に見た目がきれいな出来上がりになります。

エンドマッチ加工

隙間なく施工することが可能な加工

15mm厚のフローリング材にはすべてエンドマッチ加工が施されています。
マルウメの15mm厚のフローリング材はすべて「エンドマッチ加工」という加工を施しています。 エンドマッチ加工とは短辺の部分に「本実突付け加工」を施しており、
縦方向も木と木をはめ込むだけで、隙間なく施工することが
可能な加工方法です。

「節の選別」について

マルウメの羽目板は「杉材」と「ヒノキ材」2種類の材で作っていますが
節の数によって「節あり」「小節」「上小」「無節」4種類に選別しています。 杉材は「節あり」「小節・上小」「無節・上小」の3タイプ
ヒノキ材は「無節・上小」のみです。
節のあるなしは、板の強度には関係はありません。
模様のような節の大きさや数によって、羽目板のデザインの変化を楽しむことができます。
羽目板を貼る場所によって節のデザインを選んでご利用下さい。

  • 節あり

    • 木材の表面に茶色い円形の模様
    • 節は木材の欠点として扱われることもありますが、天然木らしさが感じられ、節あり材を好む方も多いです。
    • 無節の材料よりリーズナブルです。
  • 小節

    • 板一枚のなかに節埋めされた節が2~3個
    • 節の大きさは15~20mm
    • 節埋めとは、節の中でも「死節」と呼ばれる節を、穴を開けて取り除き、別の木の棒を打ち込んで節埋め加工をします。
  • 上小

    • ほとんど節はありません
    • 1枚の板の中に2.5mm以下の小さな節が2個以内あるものを「上小」として選別しています。
    • ほぼ無節に近いです。
  • 無節

    • 節が全くない高価な材料
    • シンプルなインテリアを好む方に。

    ※当店では無節のみのセットは取り扱っておりません。
    上小と混合のセットとなります。

3タイプの表面仕上げ

マルウメの羽目板の表面の仕上げは3タイプに分かれます。

モルダー仕上げ

板の表面をきれいに削ります。
刃物の跡が残り、超仕上げに比べると滑らかさに欠ける
主に安価な商品やアウトレットの商品など

超仕上げ

板の表面をカンナで薄く削ります。
美しい光沢となめらかな手触りの高級仕上げ

うづくり仕上げ

杉の木目の凹凸を強調した仕上げ。
表面が硬くなるためキズがつきにくい。
主にフローリングや天井板。