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梅さんブログ

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杉の調湿性について

さぁ、これから1年中で一番、嫌〜な時期、梅雨を迎えます。 杉は1年を通して含水率が変動します。 仮に、杉の含水率約15%の羽目板とすれば 夏と冬では約2%の変動があると言う事が分かっています。 そこで、例えば、10坪の杉板を貼っている、部屋で計算するとしましょう。 1年で一番湿度の多い時期梅雨の湿度は70%以上です。 杉板の含水率は約15%。 杉板は部屋の湿気をグングン吸い取ります。含水率は約17%に上昇 この時、計算上、1坪あたり約752グラムの水分を吸い込む事になります。 (厚み12mm×長さ1.8mの板を1.8m幅広げた計算1坪分) 更に冬乾燥した状態ではこの逆で約752グラムの水を吐き出しています。 従って、10坪では約5升、コップ50杯分の水を吸ったり吐いたり している計算になるのです。 これは無塗装での計算です。 夏は涼しく冬は暖かい杉の調湿性は大したもんです。 杉って凄いですね。 羽目板屋どっとこむ