ブログを読んで頂きありがとうございます。
羽目板屋どっとこむ、梅さんこと、梅江です。
まだまだ暑い日が続いています。
リオオリンピックももう数日で閉幕しますね。
男子の400Mリレーで銀メダル、、凄い快挙ですね、、
さて、、
もうすぐスポーツの秋、芸術の秋、、DIYの秋。ですね、、、
毎年同じことを書いていますが、ごめんなさ~い。。
さて、桧の羽目板が品薄状態が続いています。
桧にしろ、杉にしろ、夏場は水分をいっぱい含んでしますので蒸れやすく、白太の部分が傷みやすいんです。
下の写真は桧の羽目板のB品(訳あり、アウトレット)です。
白太の部分がヤケています。腐る前の状態です。
少しマニアックになります、、
木材すべてなのですが、セルロース、ヘミセルロース、リグニンと言う主成分がありますが、
リグニンが分解されずに残ると褐色に変色します。
菌の繁殖によるものです。
これを褐色腐れと言うそうです。
菌がもっとも活発に繁殖する温度が20℃~35℃のようです。
夏場は特に気を使います。
でも、、この桧は一部分だけ褐色腐れが見られますが、下の写真のように綺麗な部分もあります。
この現象は水分があるのと無いのでぜんぜん違います。
とくに水分があると、水分が無い場合より死滅しやすいのです。
水分がある場合、70℃で30分~60分で菌は死滅します。
弊社では夏場、水分が多い木材はなるべく早く乾燥させるように心がけています。
木材のお話は、私もまだまだ、分からない事がたくさんですが、少しずつでもみなさんに伝えていくつもりです。
分からないことがあればメール、コメントをどうぞ、、
マルウメ