ブログを読んで頂きありがとうございます。
以前特集ページに掲載しましたが
黒杉の発生率を防ぐという取り組みについて、
木材内の成分が空気中の酸素と触れることによって酸化化合することで黒杉の発生する確率があがることから
対策として表面の乾燥を防止の為に木表面同士を合わせて
乾燥していますが、そうすることで別の問題が出てきました。
片面のみ板の乾燥が進むと、少しずつ「カップリング」という現象が起こります。
カップリングとは表面の両サイドが反って中が凹んでくる状態です。
今までは2mの板に3本の桟木を挟み込んで乾燥させていました。
試しに桟木を3本→4本に増やしてみました。
桟木を増やして風通しを悪くすることで少しでも表面と裏面の乾燥の差を縮めて、
カップリングが起きにくく出来ないかと考えたのです。
桟木の挟み方も試行錯誤しながらいろいろ研究してみます。
結果は2か月ほど先になりますが、
次回ブログで紹介します。