梅江製材所のうづくり加工が他社とどう違うのかをお話します。
目次
木の香りが漂う健康で快適な加工「うづくり」
梅江製材所のうづくりは「深堀」
うづくり仕上げとは、木材の表面を何度もこすり木目に凹凸を付け年輪を浮かび上がらせる仕上げ方法です。
柔らかい杉の夏目は削られ、硬い冬目は削られず残ったままとなるため凹凸ができます。この凹凸のおかげで足の裏の接地面が少なくなり、サラサラと心地よく過ごすことができます。
また、凹凸によって木の表面積がアップするので、木の香りが増し、調湿効果が向上する点もうづくりにしかない特徴として挙げられます。
さまざまなメリットがあるうづくりですが、梅江製材所のこだわりとして、ただのうづくり仕上げではなく深堀で仕上げます。
深堀仕上げでは、夏目がより深く削れられて凹凸がより深くなり、掘れば掘るほど凹凸の美しい陰影や光沢が生まれ、調湿効果や快適さ、さらさらとした肌さわり等、うづくりのメリットも向上します。
※梅江製材所のうづくりは基本的にはすべて深堀ですが、お好みやご要望に合わせて堀の浅いうづくりもご用意できます。
梅江製材所がこだわるうづくり加工技術
梅江製材所のうづくりはブラシがちがう!
「梅江製材所のうづくりは光沢がある」
「梅江製材所の肌触りがなめらか」
と言われます。実際、弊社のうづくりは「塗装しているんですか?」と言われることがあるほど光沢があります。
「削る」というイメージから、細やかな棘やささくれを心配される方もいますが、梅江製材所のうづくり加工はストッキングも引っかかりません。
それはなぜか?
梅江製材所のうづくり加工は、ブラシ・マシンにこだわっているからです。
特に深堀には、2種類のブラシを使い分け、品質を追求しています。
まずは先端が丸い形のブラシを使用します。丸い先端のブラシである程度深く堀を作ったあとは、先端が四角のブラシを使用し、堀に密着させながらきれいに削っていきます。
そして、うづくり加工の最中に大事なのは「集塵能力」。削る作業の最中に、細やかな杉の粉が発生します。
杉の粉がブラシと板の間に残ったままだと、きれいな加工ができないため、マシンには杉の粉をしっかり吸ってくれる機能も必要なのです。
ちなみに、現在使用しているうづくりマシンは、メーカーに梅江製材所のアイディアを取り入れてもらったものです。
梅江製材所は、うづくり加工の技術向上のため、積極的に分析・チャレンジしています。
こちらは、他社のうづくり加工と梅江製材所のうづくり加工を並べた写真です。
梅江製材所のうづくりがなめらかで光沢があるのに比べ、他社製は若干毛羽立った感じが残っているのがおわかりになりますでしょうか?
実は他社製品で、お子さんに棘が刺さって怪我をしてしまった、という話も聞いたことがあります。これは、なめらかさや品質を重要視していないために起こってしまった事故だと思います。
たとえば、天井用のうづくりであれば、多少加工が荒くても製品として問題ありません。
しかし、このように天井用の商品を、フローリングとして販売してしまう製材所があるようなのです。
なめらかさや肌触りにこだわった梅江製材所のうづくりは、棘が刺さることはありえません。
小さなお子さんやペットを飼っているご家庭でも、安心してお使いいただけます。
この品質の差は、マシンへのこだわり、ブラシへのこだわりから生まれるのです。
梅江製材所のうづくりはブラシがちがう!
梅江製材所のうづくりの良さを知っていただけたところで、次に価格のお話をしたいと思います。
調査したところ、他社ではうづくり加工がオプションとなっており、別途加工料が必要となるケースが多いようです。
とあるA社のオプションとしてのうづくりと、当社のうづくり製品の価格差は、なんと約3.3倍。1坪あたりの施工費だと、5000円近く差がありました。
ではなぜ、梅江製材所は高品質でありながら低価格のうづくりを実現できているのかというと、
うづくり専門店としての生産ラインを確立している
うづくりの良さを理解しているお客様が多く、流通量が確保されている
そして、
梅江製材所はうづくり(杉)が好きで、うづくりの素晴らしさをみなさんに知っていただきたいという気持ちでうづくりを販売しているからです。
うづくりの素晴らしさをぜひ体験してください!
今回は、梅江製材所のうづくりへのこだわり、他社との違いをお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
同じ「うづくり」という名前の商品でも、品質や価格差には大きな違いがあります。
そして、度々特集で取り上げてもなお足りないほどの魅力が、うづくりにはあります。
うづくりの素晴らしさを体験されるときには、ぜひ梅江製材所のうづくりをお試しください!