今日は弊社、梅江製材所の8つのこだわりの一つ天然乾燥について書きたいと思います。
天然乾燥の良さとして第一に挙げたいのが、吸放湿作用です。
FBページにも以前書きました内容です、
ところで、弊社は天然乾燥を基本としていますが、床材については人工乾燥を導入しています。
なぜなら 高気密・高断熱が主流の現代の住まいで、エアコンの過度な冷暖房が
杉、ヒノキなどの建材には悪影響を及ぼすからです。
このような環境では無垢の木材にとって良いわけがありません。
特に夏の冷房は湿度が低すぎます。
杉の樹齢は約40年~70年。床材に加工されて今まで経験したことの無い湿度にさらされるわけですから、
無垢の杉床板はパニックを起こし反り、割れの原因になります。
そんなトラブルを防ぐために、木材の含水率を天然乾燥では抜けきれない所まで落とします。
この作業は乾燥機を使わないと無理なのです。
弊社ではこのような事を踏まえて天然乾燥をした材料(床材)をさらに人口乾燥で含水率を10%台まで落としています。
この乾燥装置は木屑を燃料とした、木屑ボイラーを用い乾燥させます。
いわゆるエコな乾燥機です。
お客様に究極の高品質の商品をお届けするために日々頑張っています。