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羽目板の施工、ビス止めには注意

こんにちは、こんばんは、
ブログを読んでくれて有難うございます。

先日、お客様からお電話がありました、

”羽目板を施工する時にビスを打っていますが、割れてしまって、うまくいかない、、”

問合せでした、

今回は「本実目透かし加工」の羽目板を施工するときに、ビス(ネジ)で固定したい場合の注意点についてお話しします。

通常、羽目板は「メス側」に釘を打って固定するのが一般的です。釘であれば頭が小さく、(フロアー釘)板同士がしっかり組み合わさるため、施工もスムーズに進みます。

ただ、最近ではインパクトドライバーを使って「ビスで固定したい」という方も増えています。

しかし、羽目板にビスを使う場合は注意が必要です。

ビスを使うと何が問題?、ビスの頭が邪魔になる
1:通常のビスは頭が大きいため、板同士がきれいに組み合わさらなくなります。無理に押し込もうとすると、板が割れてしまうこともあります。やり直しが難しい

2:一度ビスで締め付けた後、位置を修正しようとしても、ビスが抜けにくくなっていることが多いです。無理に外そうとすると、木が割れるリスクが高まります。

 

どうしてもビスを使いたい場合は?

それでも「ビスでしっかり固定したい」という場合には、以下の方法をおすすめします。

  • 極細の羽目板専用ビスを使用する

     一般的なビスでは太すぎて木を割ってしまいます。細くて頭が小さい専用ビスを使えば、割れを防ぎつつ、美しく仕上がります。

  • 下穴をあけてから打つ

     下穴(ガイド穴)をドリルで先に開けておくことで、ビスがスムーズに入り、木に余計な力がかからなくなります。特に杉や桧のような柔らかい木には効果的です。

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弊社おすすめのビス

ダンドリビス 極細ビス

 

ランドリビス

実際に使ってみて、やはり失敗しときは外せなかったり、木が割れたりします。

 

羽目板ビス止め

 

弊社ではこちらを推奨

弊社では、ビスよりも「フロアー釘」や「隠し釘」での施工を推奨しています。

これらは羽目板の構造に適したサイズと形状になっており、施工の失敗も少なく、美しい仕上がりになります。

詳細はこちらをご覧ください。

 

釘の打ち方については更に後日、詳しくブログにて紹介します。