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お客様からの問い合わせ23 本実目透かし加工と本実突き付け加工の違い

こんにちは、こんばんは!

いつも「羽目板屋どっとこむ」のブログをお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、羽目板に釘を打つ位置について、イラストを使って分かりやすく解説します。

羽目板をご購入いただいたお客様から、特に多くいただくお問い合わせの一つが、

「釘はどこに打てばよいですか?」

というご質問です。

羽目板は、本実突き付け加工本実目透かし加工で、釘を打つ位置が異なります。

間違った位置に釘を打つと、次の板を差し込みにくくなったり、釘が表面から見えたりすることがあります。

それぞれの正しい釘打ち位置を確認していきましょう。


本実突き付け加工の場合

本実突き付け加工の釘を打つ位置

本実突き付け加工は、板と板を隙間なく、ぴったりとつなぎ合わせる施工方法です。

この加工では、釘をオス実(凸側)に打ちます。

オス実に斜めに釘を打ち、その上から次の板のメス実(凹側)を差し込むことで、釘頭が隠れる「隠し釘施工」になります。

釘頭が次の板の差し込みを妨げないよう、しっかり打ち込んでください。

また、下地の状態や施工場所に応じて施工用ボンドを併用すると、よりしっかり固定できます。

本実突き付け加工のポイント

  • 釘はオス実(凸側)に打つ
  • 次の板を差し込めるよう、釘頭をしっかり打ち込む
  • メス実(凹側)には釘を打たない
  • 釘は次の板を差し込むことで隠れる
  • 必要に応じて施工用ボンドを併用する

本実目透かし加工のポイント

  • 釘はメス実(凹側)に打つ
  • オス実(凸側)には釘を打たない
  • 釘の長さは、25〜40mm程度を目安にする
  • 羽目板の厚みや下地に合わせて釘の長さを選ぶ
  • 施工後、板と板の間に約7mmの目地ができる

使用する釘は、隠し釘やフィニッシュネイルなど、長さ25〜40mm程度が一般的な目安です。羽目板だけでなく下地にもしっかり届く長さを選び、板の厚みや施工場所に合わせて調整してください。


本実目透かし加工のメリット①
無垢材の伸縮が目立ちにくい

無垢材は、周囲の湿度や温度の変化に応じて、水分を吸収したり放出したりしています。

そのため、季節や室内環境によって、板がわずかに膨らんだり縮んだりすることがあります。これは、天然木ならではの自然な性質です。

特に壁や天井は、日当たりや冷暖房の影響を受けやすく、温度や湿度が変化しやすい場所です。

そのため、施工後に板と板の間隔がわずかに変化する場合があります。

本実目透かし加工は、最初から約7mmの目地を設けるデザインになっています。

無垢材が季節によって伸縮しても、板同士のわずかな動きが目立ちにくく、美しい仕上がりを保ちやすいことがメリットです。

また、目地によって陰影が生まれるため、木の表情を立体的に見せることができます。

住宅はもちろん、店舗の壁や天井にも人気の高い加工方法です。


本実目透かし加工のメリット②
年月が経っても見た目の変化が気になりにくい

「板と板の間に隙間があるなら、突き付け加工の方がきれいなのでは?」

このように思われる方も多いかもしれません。

確かに、施工直後の本実突き付け加工は、板同士がぴったりと密着し、隙間のない美しい仕上がりになります。

しかし、無垢材は工業製品ではなく、天然の木そのものです。

木は伐採・乾燥・加工を終えた後も、周囲の湿度に応じて水分を吸収したり放出したりします。

そのため、季節や室内環境の変化によって、わずかに膨らんだり縮んだりする性質があります。

特に壁や天井は、夏と冬、昼と夜、冷暖房の使用などによって、温度や湿度が変化しやすい場所です。

年月の経過とともに、本実突き付け加工でも、板と板の間にわずかな隙間が生じることがあります。

これは必ずしも施工不良ではなく、無垢材が本来持っている自然な性質によるものです。

一方、本実目透かし加工は、最初から約7mmの目地を設けたデザインです。

そのため、木材が伸縮しても見た目の変化が目立ちにくく、美しい仕上がりを長く保ちやすくなります。

本実目透かし加工は、無垢材が季節や環境によって動くことを考慮した、理にかなった施工方法なのです。


本実突き付け加工のポイント

  • 釘はオス実(凸側)に打つ
  • 次の板を差し込めるよう、釘頭をしっかり打ち込む
  • メス実(凹側)には釘を打たない
  • 釘は次の板を差し込むことで隠れる
  • 釘の長さは、25〜40mm程度を目安にする
  • 必要に応じて施工用ボンドを併用する

釘の長さは、一般的に25〜40mm程度が目安です。ただし、羽目板の厚みや下地の種類・厚みによって適した長さが異なるため、施工する場所に合わせてお選びください。


本実目透かし加工の場合

本実目透かし加工の釘を打つ位置

本実目透かし加工は、板と板の間に約7mmの目地ができる施工方法です。

この加工では、釘をメス実(凹側)に打ちます。

メス実側を固定することで、次の板をスムーズにはめ込むことができ、約7mmの目地もきれいにそろいます。

反対にオス実側へ釘を打つと、次の板を差し込みにくくなったり、施工後に釘が見えたりする場合があります。

本実目透かし加工ならではの美しい目地を生かすためにも、釘を打つ位置を間違えないようにしましょう。

羽目板屋どっとこむでは施工方法もしっかりサポートします

初めて羽目板を施工される方にも安心してお使いいただけるよう、羽目板屋どっとこむでは、施工方法についてのご相談も承っています。

釘を打つ位置や下地、施工手順など、分からないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

施工条件を確認しながら、弊社で分かる範囲でご案内いたします。